LPGC WEB通信  Vol.1  2014.04.10発行 

 LPガス発祥の地ともいえる阿見町で講習会を開催

■講習会
 昭和4年8月19日、ドイツの飛行船ツェッペリン伯号が霞ヶ浦海軍航空隊基地(阿見町)
に飛来しました。世界一周の途次、親善と観光、燃料補給のためでした。同船に搭載されて
いるのはマイバッハ航空エンジン(550馬力)5基で巡航速度は約100km/hと言われ
ています。補給したのは米国から輸入したプロパン(商品名パイロファックス)でした。
海軍燃料工廠で分析した結果プロパンと判明し、この時我が国で初めてプロパンなるものを認
識したといいます。
 今回は、その阿見町役場に「阿見町消費者リーダー連絡会」の皆様13名に集まっていただ
き、LPガスの基礎から料金と料金制度、取引と14条書面、また、災害対応などを中心に
講習会を開催いたしました。

■質問など
 さすがに消費者リーダーの方々、鋭い質問やら感想が矢継ぎ早に発せられました。
 「火事の時のボンベはどうなるの?」「LPガス料金って何で同じじゃないの?」「確か
に地震の時、LPガスだと助かるわね」「どうしたら災害対応バルクを自治会館に設置でき
るのかしら?」「昨冬ガス切れがあった、何が原因なの?」……等々、1時間半の講習時間
があっという間に過ぎるほど活発な会となりました。

 阿見とLPガスのかかわり
 

■こぼれ話
 講習会の導入部で「阿見とLPガスのかかわり」と題して、ツェッペリン伯号の話題を提
供いたしました。大半の方が地元出身ということで、ご両親がツェッペリン伯号の巨大さと
大空を滑るように飛行する姿を見て感動したということを子供の時から聞いていたとのこと
でした。当時としては大変なニュースで、阿見町の方は今でも誇りに思っているそうです。
しかも、その燃料が普段使っているプロパンと知って、皆さんは一様に驚いておられました。
 (広報室/冨田)