LPGC WEB通信  Vol.42  2017.09.11発行 

鹿児島県姶良市で講習会を開催

今回は、鹿児島県姶良市「姶良市生活学校運動連絡会」(会長 西迫 雅子 氏)より、同校の
研修項目として、LPガスについて学びたいとのご要請を受け、約50名の参加者を集めての
講習会を開催しました。
鹿児島中央駅から日豊本線で約30分の帖佐駅より、車で約15分の蒲生(かもう)町に位置
する講習会々場は、簡素な山間の麓にあり、受講者は大半がLPガス世帯で、都市ガスは6
名、オール電化が7名の構成でした。


会場の「蒲生公民館」

当日は「基礎知識と安全な使い方」をテーマに、もともと災害対応力の高いLPガスの基礎知
識や、過去の災害時の教訓や基にLPガス業界が取り組んでいる供給体制の強靭化の現状を、
都市ガスとの比較も交えながら、いざ大規模地震が発生したときに備え、平常時からのLPガ
スの使用及び心構えやチェックポイント等について講習しました。
また、テキストや資料に加え、東北震災で活躍した災害対応型バルクシステム導入例の動画
(日本LPガス団体協議会制作)も活用して、災害時に強いLPガスを説明しました。
併せて、2月に経済産業省からLPガス料金の透明化及び取引適正化に係る具体的措置につい
て発表があったこともあり、消費者としておさえておくべき料金のこと、契約のことについて
もLPガス消費者の課題として触れました。
教材は、当講習会用に作成したテキストに加え、当センターで発刊した消費者向け啓蒙冊子
「LPガスのある暮らし」を使用しました。この冊子は、スマートフォンでも閲覧できます。

 
 
 当日のテキスト LPガスのある暮らし(画像をクリック) 

また、FRP容器を展示し、見て触れていただき、都市ガス世帯やオール電化の場合は特に、
庭先でのBBQ利用やファンヒーター等で平時も災害時も活用できるLPガス利用形態である
事と、現在モデル検証中で普及には暫く時間を要するが、期待してほしい旨呼び掛けました。

LPガスの基礎知識(特徴)を説明する講師
 
熱心に聴講される受講者

□開催日  平成29年7月28日(金)10:30~12:00
□受講者  50名
□開催場所 姶良市蒲生公民館

□鹿児島県 家庭業務用消費量    129千トン(平成28年 日本LPガス協会データ)
      人口        1,630千人 (平成29年5月住基台帳べース)
      世帯数         802千世帯(同上)
□姶良市  人口            7.7千人 (平成29年5月住基台帳ベース)
      世帯数           3.6千世帯(同上)

□講習内容 ①エネルギー政策におけるLPガスの位置づけ
      ②LPガスの基礎知識 - 特徴、輸入、備蓄、用途、料金、契約等
      ③災害時におけるLPガスの役割について
      ④LPガス販売指針
      ⑤LPガスの料金と契約について大切なこと

□受講者のエネルギー構成(挙手ベース)
      ○LPガス         35名
      ○IHヒーターのみ電気  0名
      ○オール電化       7名
      ○都市ガス        6名

      ○無回答         0名

□受講者のご感想(アンケート結果・原文通り)
有難いご意見・・・
・組織的な流れから現状までよく理解できた。
・自家は都市ガスですが、LPガスとの違いが分かりました。
・プロパンガスの強みがわかりました。災害時に大いに有効という点はこれから考えるべきこ
 とです。
・災害に遭った時等、使用に便利というのが良くわかりました。
・ガスのことがよくわかりました。
・災害に強いLPガスであること。
・FRP容器が早く利用できたら良いのですが。
・オール電化よりLPガスの方が、火力が強く安全である。災害復興に日数がかからないなど
 日頃聞けない事が理解できた。

一方でこのようなご意見もありました。
・オール電化を取り入れているため一月の光熱費は5,000円以内。LPガス料金も、もう少し
 安価になるとありがたいのにと思います。
・安全面で使い方について詳しく知りたいと思っておりましたが、これからのPR活動をお願
 いしたいです。
・安全についての講座をして頂く機会があれば、と思います。
・娘が集合住宅に住んでおり、冬は2万円位かかるそうです(主に風呂)。1万円以上は割引など
 できたらと思います。
・各地域公民館などに災害対応LPガスバルクなどがあったら希望したいものです。
・初めての生活に密着した熱量(ガス)においての勉強会は大変役に立ちました。もう少し具体
 的な説明が欲しい所があるようです。
・この便利なエネルギーがいつまでも安定供給されることを願っております。

講習会終了後、会長他役員の方から「大変勉強になりました。参考になりました。」とのコメ
ントを、また、後日ご丁寧に御礼のお手紙までいただき。今回が2回目の講師である私にとり
地域の皆さまのお役に立てることができ、講習会の効果を感じました。

今後も、より多くの消費者にLPガスの有用性を再認識いただくと共に、「かしこい消費者」
を目指していただくため、一歩踏み込んで料金・取引について認識を深めていただくべく、講
習会メニューに工夫を加えていく所存です。
また、LPガス世帯・エリアのみならず、今回同様、非LPガス世帯・エリアに対しても、L
Pガスの良さをお知らせしたく、講習会のご要望をお待ちしております。


<ちょこっと寄り道>
  蒲生の大クス(特別天然記念物指定)
  所在地:鹿児島県姶良郡蒲生町 蒲生八幡神社の境内
 
この大クスは、古くから蒲生郷のシンボルとして親しまれ精神的な拠り所とされている。昭和
63年(1988)に環境庁が実施した全国調査により、 幹周り3m以上の巨樹が55,798本あった
なかで「日本一の巨樹」との折り紙が付けられた。

(広報室/中谷 嘉行)