LPGC WEB通信  Vol.61  2019.04.10発行 

平成30年度第二回理事会 開催報告

 一般財団法人エルピーガス振興センターの 「平成30度第二回理事会」が去る2月12日、日本LPガス協会会議室で開催され、主な議題であります「平成31年度事業計画及び収支予算」等について熱心にご審議をいただきました。


1.事業計画
 (1)事業概要
     平成31年度は、現状として、次に掲げる事業への取り組みを計画しており、掲げ
    る事業には、公募への応募案件も多く含まれています。

    ① 普及啓発事業として、LPガスの講習会や懇談会開催、消費者向けの刊行物制
     作・配布等を行う「石油ガス流通合理化調査」については、国による公募に企画
     提案を提出する予定です。

    ② LPガス販売事業者の構造改善推進のため、系列を超えた波及効果が見込まれる
     事業等に要する費用を助成する「LPガス販売事業者の構造改善推進事業に対する
     補助事業」は、国による公募に企画提案を提出する予定です。

    ③ 大規模災害時等で系統電力や都市ガスの供給が途絶した際に、医療施設、老人ホ
     ーム等や公的避難所、一時避難所となり得るような施設等のライフランの途絶を未
     然に阻止する体制を確保するため、石油ガス災害バルク等の設置に要する経費に助
     成する 「石油ガス災害バルク等の設置に対する補助事業」のうち平成30年度補
     正の事業は、国による公募に企画提案を提出する予定です。

    ④ ③と同様の石油ガス災害バルク等の設置に要する経費に助成する「石油ガス災害
     バルク等の設置に対する補助事業」のうち平成31年度の事業は、国による公募に
     企画提案を提出する予定です。

    ⑤ 産油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のう
     ち、産油・産ガス国産業協力事業として、産油・産ガス国と我が国との関係強化、
     安定的かつ低廉な供給確保を図ることを目的に、LPガス国際セミナーの開催等を
     行う「産油・産ガス国産業協力等事業」については、国による公募に企画提案を提
     出する予定です。また、LPガス関係国との協力強化を図る「国際協力事業」につ
     いては、引き続き実施する予定です。

    ⑥ 調査研究事業として、LPガスの料金透明化や取引適正化など業界の課題対応に
     係る調査が国から公募された場合、企画提案を提出する予定です。

    ⑦ 技術開発事業として、LPガス利用拡大につながる国内外の技術動向を、関係団
     体等とも連携して幅広く調査・検討いたします。

    ⑧  広報活動として、LPGC講演会の開催、賛助会員へのメールマガジンの定期配
     信及びホームページを通じた情報発信等の事業を実施いたします。


2.収支予算
 収支予算(案)につきましては、さらなる支出の削減等につとめることで収支予算は「当期経常増減額」△16,310千円となりました。
 一方、移行法人としての「公益目的支出計画」に基づき、毎年35,000千円を費消することとなっており、こちらの計画も着実に進めていくことにしております。



3.理事変更
 今回は理事の改選期ではありませんが、会社の人事異動などで以下の方が理事会で選任後、
その後の書面評議員会で承認をいただき、新たに理事に就任されました。
  
 越後谷 学
  [ミライフ㈱ 執行役員 営業本部長]
  

(総務部/畑中 耕一)