一般財団法人エルピーガス振興センターは、災害時に避難困難者が多数発生する施設また避難所等へのライフライン維持や、自衛的燃料備蓄補助金を活用したLPガス設備の導入推進に関連して、災害時におけるLPガスの有効性や強靭性をアピールするため、燃料備蓄補助金広報活動の一環として7月3日(木)~4日(金)の2日間、マイドームおおさか(大阪府大阪市)において開催された「第12回『震災対策技術展』大阪」に出展しました。
昨年に続き2回目となる今回の出展では『災害直後72時間を支える命の砦』をテーマに、燃料備蓄補助金の制度やLPガスの有効性、実際の設置事例を紹介したパネルや動画をはじめ、能登半島地震の被災地における設置事例や稼働状況を撮影した特集動画配信のほか、自然災害発生時におけるLPガスの強靭性をアピールしたプレゼンテーションを行いました。また、ブース内ではLPガス貯槽(300kg)を展示しました。
「医療施設」「福祉施設」「公的避難所」「一時避難所」といった施設別設置事例を動画で紹介するコーナーや、能登半島地震被災地での設置事例や稼働状況を撮影した特集動画の配信を行うコーナーでは来場者が次々と興味深そうにモニターを眺めていました。特に2023年12月にLPガス設備を設置した数日後に能登半島地震で被災した施設の事例では、被災直後に設備が稼働したことで電気や空調がすぐに復旧し「施設の利用者様や受け入れた避難者の方々に寒い思いをさせることなくお過ごしいただけた」といった声をご紹介すると説明をお聞きになった来場者は深い関心を寄せていました。
自然災害発生時におけるLPガスの有効性や強靭性をアピールしたプレゼンテーションを行うと、足を止めて興味深く聞き入る来場者がたくさん見受けられました。プレゼンテーション終了後、説明員に対して矢継ぎ早に質問をする来場者もいらっしゃいました。
ブースへの来場者は昨年よりも大幅に伸びており、「震災対策技術展」の直前に報道されていた鹿児島県十島村での群発地震など、頻発する自然災害に対する備えの重要性について関心の高さが窺えました。
※来場者(7/3~4合計):全体8,377名/燃料備蓄補助金ブース265名
「震災対策技術展」大阪ウェブサイト
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